竹内美樹の結婚相談所の体験談:4
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結婚相談所の体験談本編:その2
まさかの、お見合いで〇〇⁈ そして尋問へ・・・
Bさんはサラリーマンを辞めて起業した方で、クールな印象をうける一面もありました。
話の流れで、Bさんの職場仲間の女性の話になったのですが、その女性はストレスが原因なのか、半年前から肌の調子がすこぶる悪くなってしまったとか。
友人でも同じ症状で悩んで苦しんでいた女性がいたので、「本人にとってストレスになるから辛いですね。友人が同じ症状で悩んでる人いるから、わかるなぁ」と私は言ったのですが、Bさんはその方に関してネガティブな発言をされたのです。
それを聞いて、私の脳内で、ドッカーンと何かが大噴火!!
お見合いとしてはありえないのですが、大反撃に出てしまうことに。
「何だか、一服したくなってきた。タバコって吸います?」
「今は吸わないけど、前はね。遠慮なくどうぞ」というBさんに、「それじゃあ失礼しますね」と私。
まさかの【お見合いで喫煙】です。
その後はまるで尋問のよう
「もしかしてBさん、駐車場の優先場所に車を停めるタイプですか?」
「ラーメン店で顔ふいてるオジサンみて、嫌だ~とか思うでしょ~」
そんな私に、Bさんも聞きたいたいことを聞きはじ めました。
普通ならタブーとされてるこんな質問も。
何人とお見合いした?
何でお見合いを選んだ?
恋愛にこだわりはないか?
私も遠慮なく答えていました。
「え? 相談所の会費? 〇〇円ですけど~そちらは?」
こんな感じ悪い私に、皆さん、ドン引きなさったかもしれませんね。
私も消しゴムで消せるなら、このお見合いは消したいです。
ただ、きれいごとだけでなく、泥臭いことも正直に書くことで、皆さんには私のようになってほしくない、お見合いでは決して負の感情を表面に出してほしくないとお伝えしたかったんです。
ご気分が悪かったら申し訳ありません。
「イヤでなければもう一度会う」というお見合いの鉄則からか、交際成立
Bさんとのお見合いはこんな調子で終了したのですが、帰り際に彼が一言。
「今日はわざわざ、ここまでありがとう。良かったらまた会ってくださいね」
なに言ってるのだろう? 社交辞令は要らないでしょう?と思い、「はい、どうもありがとうございます」的な簡単なお返事をして帰宅した私。
仲人さんからは、その夜にメールで連絡がありました。
「入会してお見合いが初めてだったから、Bさんは失礼なことも沢山聞いたそうですね。仲人さんから謝りの連絡があって、ぜひ、もう一度お会い下さいときてますよ」
ん? うちの仲人さん、送信をする会員を違えたのか?
いやいや、 でもBさんの名前はこれ で良いのだから私に対してだな・・・・
なんだ?なんだ? どうなってるんだ?
この時は嬉しいも残念もありません。
ただただ不思議としか言いようのない気分でしたが、今ではこの理由が分かります。
簡単です。
「とにかくイヤでなければ、もう一度会ってみる」、これがお見合いの鉄則だからです。
Bさんとは結局「交際成立」となり、連絡先を交換しましたが、その後はなんとなく楽しくもなくイヤな訳でもなく。
結局Bさんとは電話を2~3回してから先方仲人さんを通じて「お断り」されました。
この時、私の仲人さんから「気持ちがのってないのが、お相手にも通じたのでしょうねぇ~」と言われま した。
もしかしたら仲人さん同士で私の態度の悪さが話題になったのかもしれませんね。
それくらい失礼な発言や挑戦的な態度をしていたんだと思い、反省しました。
Aさんとの交際は「他にいるかも」とお断り、タイミングが違っていたらもっと前向きに向き合えたかも
Aさんからも連絡があり、横浜でデートしました。
いつも思うのですが、タイミングが違っていたら、見えなかったものが見えて景色が変わることもありますよね。
Aさんが最初のお見合いではなく、20番目くらいのタイミングでお見合いしていたら、もっとAさんの長所を見て納得できていたような気がします。
結局、Aさんとは3回ほどデートをして、「まだ他にもいい人がいるのではないか」と思い、私からお断りしてしまいました。
後悔はしませんが、Aさんとのお見合いがもっと後だったなら、もし私が家庭を持って穏やかに暮らすのが希望だったら、もっと前向きに向き合えたと思う素敵なお相手でした。
(続きます)
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