竹内美樹の結婚相談所の体験談：1
竹内美樹（たけうち・みき）
しょうがい者支援 婚活・結婚相談所チーフ仲人
起業家
9月生まれ、埼玉在住
こんにちは。皆さんの婚活をお手伝いする、チーフ仲人の竹内美樹です。
これから私がやってきた婚活について、ご紹介します。
きっと長くなりますから、連載形式にします。ご容赦くださいね。
皆さんの婚活の参考になれば、とてもうれしいです。
竹内美樹の結婚相談所の体験談：1
婚活までのながーいお話編：その１
私は「シングルマザー家庭」で育ちました。
母は朝から夜近くまで働いていたのを覚えてますが、私の記憶には父のことが残っていません。
基本的にボーッとした性格なのが幸か、不幸か？不便さを強く感じた記憶もほとんど残っていません 。
だからなのか、母には甘えました。
小さい頃、抱っこひもで抱っこしてもらうのが好きで、赤ちゃんでもないのに母親にくっついて抱っこしてもらっていたような気がします。
母の背中の体温が、子供ながらに嬉しかったのかもしれませんね。
高校を卒業して働きはじめました。
21歳で転職して、24歳で独り暮らしを始めました。
独身だったから？ 29歳で夜勤、収入アップ！ 上司も優しく
転職した会社で、29歳のときに、夜勤をすることになりました。
1997年に「男女雇用機会均等法」の大幅改正で、「女性の深夜労働・残業や休日労働の制限（女子保護規定）」が撤廃されたからです。
夜勤を命じられたのは「独身である女性」。既婚女性には声もかか りません。
こういうところでも、既婚者と独身者の“壁”を感じたものです。
「もぅーー！！ いつまでも独身だから、こんな時ばかり声かけられる」「もう結婚しろ、ってことだよね・・・・」
会社の独身女性たちと冗談として笑いつつ、自虐ネタを言い合ったのを憶えています。
この夜勤が後々、“あんなこと”につながるとは・・・この時は全く想像しておりませんでした。
昼勤務、夜勤の交代は隔週でおこないました。
それまで全て昼勤務だけのお給料だったものが、今度は夜勤手当なるものが加わり、当時の私には結構な年収アップにつながりました。
(元々が高くないから、そう感じただけですが^ ^;;; ）
一人暮らしをしてた私は、増えたお給料やボーナスを単純に喜んだものでした。
しかも、最初の頃は幹部が「大丈夫？」「大変なことや心配なことがあったらすぐに相談してね」と声をかけてくれました。
とにかく会社の上司の優しいこと、優しいこと。
名前くらいしか知らないような本社の社長代理まで様子をみにくるような、丁重な扱いだったんですよ。
夜勤を始めると「男に貢ぐため」と根も葉もない悲しい噂が・・・
ところが「女性が夜勤に参入したこと」を、男性社員の中で快く思わなかった方も多かったようです。
「一人が夜勤を始めたら（容認したら）他の女性社員にも話が来て、迷惑考えないの？」という声もが出ました。
でも、私が断ったところでねぇ。
いずれは女性を登用するご時勢に突入したのだからと、逆手にとって何かをプラスに変えていこうと、珍しく前向きに考えていただけにガッカリしました。
また、ある男性社員が、こんなことを言いはじめました。
「竹内は男に貢ぐために夜勤を始めたんだってよ」
「男に貢ぐために夜勤を始めた」なんて、何の根拠もないんですけどね。
他人の噂が大好きな人は、事実なんかどうでもいいのです。
自分たちのときは“あたりまえ”だった夜勤が、女性が始めたら上司や幹部が“ご機嫌伺い”。それがおもしろくなかったのかもしれません
読んでくださっているあなた、「本当に貢いでいたりしたの？」なんて思ってませんか？
ないない、全然ないです！
貢ぐどころか、付き合ってる男性もおりませんでしたから。自慢になりませんが(T_T)
（竹内美樹の結婚相談所の体験談：2に続きます）
