お問い合わせ
専門家Webガイド マイベストプロ東京

ここ数年、結婚するための活動(結婚活動)を「婚活」と呼ぶようになり、
婚活という言葉はすっかり世の中に定着しました。
同時に、結婚相談所、結婚相手情報センターの存在も認知され、多くの方がその門をたたいたことと思います。

だけど、中には「がっかり」という思いをされた方も数多くいらっしゃるのでは?

そして、婚活をしている人たちの中で、軽い鬱のような症状が見られる人も出てきたという報告があります。
東京都内で、婚活疲労外来が設立された病院もあるそうです。

「婚活鬱」のほかに、「婚活地獄」「婚活疲れ」「婚活貧乏」といった、
婚活に関するネガティブな言葉も出てきました。


婚活とは結婚するための活動のことで、配偶者となるべき異性を探すことが目的です。

一般的には、仲人や婚活アドバイザーがセッティングしたお見合いや婚活パーティーで、
いろいろな異性と出会い、断ったり断られたりをくり返しながら、結婚相手を探していきます。

ただ、出会いを繰り返すこと、交際を断わられたり、断わったりするのは、
想像以上に精神的負担が大きいものです。

仲でも、気に入った相手から「お断り」されてしまった場合、自分の人格を
否定されたかのように感じてしまうこともあるようです。

「婚活鬱」は、こういった(自分の全人格を否定されるように感じる)ことをくり返し体験することによって、
発症しやすくなるといわれています。

婚活が長引くと疲労が溜まります。
これが「婚活疲れ」です。
人生に閉塞感を感じ、不眠などになるケースも。そして、不眠から鬱に近い症状になる
ケースもあるそうです。

婚活は、「結婚相手を探す」といった人生の一大事へのプロローグ。
不安になるのも理解できます。
「婚活していることを知られたくない」
「婚活について他人に相談できない」
と思っていると、不安をひとりで抱え込み、「婚活疲れ」は増します。

婚活疲労外来では、婚活で挫折しかけた人の気持ちを立て直すため、
メンタル面のサポートと治療を行っているそうです。

自身の婚活に関して、腹を割って相談できる人(仲人)や場所(結婚相談所)をみつけておいて、
「婚活疲れかも」と思った時点で相談をするようにしてください。

「相談できる人がいる」
「わかってくれる人がいる」
こういった安心感を持って、気楽な気持ちで婚活するほうが、「婚活鬱」の症状を発症することなく、
良い結婚相手に恵まれる確立は上がります。


婚活がブームとなって、結婚相手紹介サービスに注目が集まっています。

ただ、ブームと同時に、
「中途解約金が返ってこない」
「料金体系やサービス内容が事前の説明と違う」
など、入会者からの苦情が全国の消費生活センターに寄せられているのも事実。
その数は年々増えているそうです。

国民生活センターによると、全国の消費生活センターに寄せられた
「結婚相手紹介サービス」に関する相談件数は、
06年2856件、07年2980件、08年3121件、09年3237件、10年3156件。
2011年は11月30日現在で1639件となっています。
具体的にはこんな苦情だそうです。


見てみると、料金に関する苦情が非常に多いようです。
「婚活貧乏」・・・金銭的にも精神的にも落ち込みますよね。


最も有効なのが、一括先払い(前払い)を避けることです。

結婚相談所、結婚情報センターの中には、40万円ほどの”大金”を前払いさせる業者があります。

そこで納得いく婚活ができればいいのですが、
納得いかない婚活の場合、悔いだけが残り、お金は手元に残りません。

個人の仲人(仲人士)には月会費3500円程度から婚活できるリーズナブルなところもありますので、
まずは話を聞いてみるといいでしょう。
そして、契約してから8日間は無条件で解約できる、
クーリングオフをしっかり提唱している結婚相談所(仲人)と契約してください。

8日の間に、仲人の対応や、登録している会員の質などをチェックしてください。
そして、「違うな」と思ったら、クーリングオフしてください。

リーズナブルなコースから始める婚活なら、8日間のクーリングオフ期間が過ぎても、
リスクは最小限で済みます。


結婚相談所の値段はピンキリですが、登録会員の質はさほど変わりません。
月額1万円程度までの月会費で始められる結婚相談所を選び、
「婚活貧乏」というリスクを避けるようにしてください。


角川クロスメディアが運営する結婚情報サイト「ウェディングウォーカー」が
会員287人(女性214人男性73人)に実施した婚活に関する調査を紹介しましょう。

2008年のデータですが(2009年以降はこの項目で調査していないようです)、
具体的に行っている婚活としては
「友人の紹介」(46.6%)
「合コン」(13.2%)
「職場での出会い」(15.6%)
が多かったそうです。

「お見合いパーティ」(4.5%)
「結婚相談所」(2.4%)
と、こちらは少数派。

だけど、交際に発展した割合は、
「結婚相談所」(71.4%)
「お見合いパーティ」(61.5%)
「合コン」(54%)
「友人の紹介」(46.2%)
と、やはり結婚相談所が郡を抜いて高いんです。

結婚に進展した割合も、
「結婚相談所」(67.6%)
「お見合いパーティ」(50%)
「友人の紹介」(46.7%)
「合コン」(40%)
となっており、結婚相談所が高い割合を誇っています。
(2008年8月19〜26日にインターネットで調査)


このページを読んでくださっているのは、
一度は結婚相談所や結婚情報サービス、仲人などの世話になった方でしょう。

「婚活鬱」「婚活疲れ」「婚活貧乏」などになるような経験をされ、
「婚活地獄」を体験した方もいらっしゃるでしょう。

だけど、やっぱり、結婚したいなら、婚活は必要ですし、
婚活で最も合理的なのは「結婚相談所」なんです。

今度こそ、フィーリングが合う結婚相談所、または仲人と出会って、
再度、婚活をスタートさせていただきたいと思います。

仲人士に相談しながら婚活する